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室内植物工場

冬になって庭の菜園も終わったので、室内で葉菜を育てることにした


水耕栽培で、レタスの栽培を開始。去年もできたが、今年は最初から照明を用意した。
冬は日が短くなるし、日中の光も弱くなる。LEDの照明で植物の生育を速めることができるらしいとの話を聞いた。ネットで調べると、赤色のLEDのスペクトルは植物の光合成に必要なスペクトルに近いので、成長を促進するとのことだった。また、青色LEDのそれは発芽に必要なスペクトルのようだ。
実際に赤と青のLED照明を使った工場も稼働しているようだし、中国のショッピングサイトなどでは植物栽培用として、赤と青のLEDを埋め込んだパネルなども盛んに販売されていた。
以前に買ったLEDも大量にあるので、LEDのパネルを作ることにした。
作ったのは24個のLEDを実装できるパネルが4枚。1つのパネルに赤LEDを18個、青LEDを6個実装した。
これで都合、赤が72個、青が24個。合計96個の5mmLEDを使った。その他にたまたま手元にあった白色LEDのバーを4個。これらを24Vの電源でドライブしている。
本当に水耕栽培が早まれば良いのだが…結果が出るまでには、少し時間が掛かる。

 

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工場の全景(^_^;
100個ばかりのLEDなので、これが精一杯。と、言うより、この棚に合わせてLEDの数を決めたのだ。

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照明装置を下から見たところ。
ちょっと暗くて、写真が見にくいのはご愛敬。

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点灯時のパネル。
実際には相当明るい。自作の照度計で測ってみると、野菜の茎(コップの中程)で、10,000Lux付近。上端では照度計がオーバーフローして測れないほどだ。

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パネルの詳細。
赤や青のスペクトラムが利くのか、ただ単に照明を当てる時間が利くのか、まだ良く分からないので、赤・青の他に白LEDも実装。

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実際に照らしている様子。

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夕方以降、外から見ると何やら怪しい雰囲気。
でも、数日で種は無事に発芽した。


参考までにハードウェア・ソフトウェアの情報を。ただしこれらは僕の覚えであり、正確に改版を反映していない可能性があります。この通り作って動かないからと、怒らないで欲しい。