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フォトフレーム

タッチパネル付TFTカラー液晶を使った温湿度表示フォトフレーム


2.4インチのタッチパネル付TFTーLCDシールドを使ったフォトフレームを作ってみた。
画像は320x240の24bitBMPファイルでマイクロSDカードに入れておく。また画像はフォルダ単位で読み出すので、種類別にフォルダに入れることにした。
最初はフォルダ名を読み出して、メニューボタンを表示するようにしてみたのだが、全部まとめるとメモリオーバー。悪戦苦闘したが、どうしても32MBに収まらなかった。そこで、フォルダ名は固定にしたが、それでも現在97%と、ギリギリの状態だ。
Arduinoで画像を扱うのは結構大変なことだと悟った。
このシールドにはSDカードリーダーが付属しているので、SDカードを使う習作としての意味もある。
また、ただ写真を表示するだけでは芸がないので、いつものDHT11を基板の裏に貼り付けて、温度・湿度を同時に表示するようにしてある。

 

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これがタッチパネル付2.4'カラー液晶のシールド。このサイズだと、シールドにしてUNOに載せてしまうのが簡単だ。
周囲の黒いものはガラステープ。この基板は赤いので、その色を生かせば良いのだが、どうもフレームと合わないため、黒いテープを貼って誤魔化してある。

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シールドの背面。
DHT11温湿度センサを貼り付けてある。接続は電源と1bitのデジタル入力だけなので簡単だ。

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メニュー画面
右端の四角いブロックがボタン。
今は2つのボタンを配置してある。

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下のボタン(「CAT's」)を選んだところ。
5秒毎に画像が切り替わる。画像によってはオン・湿度表示がちょっと見にくくなることもあるが…

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上と同。猫の画像表示を行っているところ。

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横から見たところ。
ケース(フレーム)は結構いい加減。もう少し丁寧なケースを考えたいところだ(^_^;

ライブラリ

TFT-LCDライブラリにある「tftbmp」をベースに使わせて貰った。
画像は予めBMP形式でSDカードに入れておくのだが、BMPに変換するのが結構面倒だ。JPEGで表示できると良いのだが、今でもメモリがギリギリなのでJPEGからピットマップ画像を取り出すのは至難の業だと思う。それなら、パソコン側で変換するシステムを構築するのが本来かも知れない。ただし、ここは現在ペンディングの状態だ。

タッチパネル

小さなものを作ると、入力装置がいつも問題になる。1bitのアナログポートに繋がるキーボードは便利だが、5〜6個のキーが限界だ。オマケにケースの加工という難問が付いてくる。
その点タッチパネルはソフトウェアでレイアウトを自由に変更できるので便利だ。
液晶の表面を出しておけば良いのだから。ただし、今回のフォトフレームもそうなのだが、指紋がベタベタ付いてしまうのがちょっと残念。


参考までにハードウェア・ソフトウェアの情報を。ただしこれらは僕の覚えであり、正確に改版を反映していない可能性があります。この通り作って動かないからと、怒らないで欲しい。